
■発行年:1982年
■発行元:東京書芸学園
チラシのタイトルは「60年の伝統・書道とペン字の教室」。
「60年」というのは1982年当時のこと、現在なら「80数年の伝統・・・」となるのでしょうか?
年賀状をパソコンで印刷する人が増えているそうです。郵政省(郵政公社)が1998年からインクジェットプリンタ用の「年賀ハガキ」を販売したことでもわかります。また「筆ペン」の需要も減少しているとの事です。
私事ですが、以前「小売業」に従事していたことがあります。お客様から『この商品に「熨斗」をつけて!』と言われると、書道の不得手な私は大変に困りました。ほとんどの従業員が熨斗など書けませんでした。そのため、筆のうまい人は「どこのフロアの誰それ」と覚えていて、頼みにいく事がありました。当時、社内では「筆字の上手な人」は、皆から大変尊敬されていました。今では、熨斗を簡単に作成してくれるソフトが出来ています。本当に便利な時代になりました。
ITの時代になり、字を書く機会はめっきり減ってしまいましたが、もちろん字は上手なほうが良いのに決まっています。東京書芸学園は、今でも書道の受付をしていますので、ご希望の方はHPをご覧になってはいかがでしょうか!?
▼東京書芸学園
http://www.shogei.net/