
■発行:1976年
■発行元:アオヤギ電機
『大安売!です 秋葉原より格安! 城南地区でナンバーワンの安値販売』というチラシコピーは、当時、家電製品は「秋葉原」が日本一安かった、という証明でしょうか。
掲載内容から「価格」を抜粋
・東芝電子保温ガマ:20,500円の品→14,400円(3割引)
・石油温風ヒーター:108,000円の品→81,000円(2割5分引)
・日立キドスカープ18型:132,000円の品→102,900円(2割2分引)
・シャープ電子レンジ:99,800円の品→69,800円(3割引)
この頃は、「定価の何割引」と明記する事により安値感を作り出し、お店にお客様をひきつける要因としていました。しかし、「メーカー定価」も2000年頃から「オープン価格」に移行してしまったようです。現在、チラシ上では、家電製品の「定価割引表示」は、まず見られません。
割引販売表示の出来なくなった今、「お店にお客様をひきつける手段」は、「ポイントサービス」でしょうか。今朝のビックカメラのチラシには『ビッグ特価よりさらに10%13%15%18%20%ポイントサービス!!』と、あります。